ぎっくり腰、生理のタイミングと被っていませんか?

ぎっくり腰生理のタイミングと被っていませんか

 

最近患者さんのお話を聞いていると生理の時とか、その前後でぎっくり腰が来ている人がいるもん。
生理の時に起こるぎっくり腰や腰痛は、何か関係があるもん?

 
 

ちっちっち!
大いに関係があるっち。

それは、血の問題が絡んでいるっち

 
 

おほほほほほ!

女性の生理前後は血の移動が起こりますから、そういった事象が体の不調に関係してくるのでしょう、ご主人様!

 
 

男の人にはわからないお話もんね

 

血と筋の関係

 

そもそも、血と筋肉は何か関係があるもん?

 
 

大いにあるっち。筋肉は血液を使って動いているっち。

だから筋肉の血流量が落ちてしまうと筋肉の伸縮性が低下してしまって、ちょっとしたことで傷つきやすくなるっち。

例えば、寒くなったりすると腰痛になりやすかったり、痛みが出やすくなるっちな。

その理由は寒さで筋が冷やされて、筋肉の血流のが減る事で筋の動きが悪くなっているからって事っち。
つまり血液の流れの影響により筋肉の伸縮性や働きが変わってくるってことっち。

 
 

なるほどもん。

血が流れなくなると冷たくなっちゃって筋肉も引きつって動きにくくなるもんね。

それじゃ生理の時は、寒い時と同じように筋肉が動きにくくなっているって事もん?

 

生理と筋肉

 

左様でございますね、ご主人様。
生理の時に筋肉の動きが悪くなる、という意味合いでは同じなのかもしれません。

女性の生理の時にはホルモンの関係で子宮に沢山血液が集まってきます。

なので当然その血液はどこかから来ているわけでございますから、筋肉の中の血液もその影響は受けているでしょう。

筋肉の中にある血液が何らかの影響を受ければ、状況により筋肉の動きが悪くなることがございます。

筋肉の動きが悪くなれば、体が重く感じたり、そしてだるくなったりしますから、そういう時には筋肉を傷めたりする事も増えてきます。

 

 

 

へーー、生理の時の体の感覚って男には全然想像できないもん。
そうやって説明されてなんとなく分かるもんね。

女の人って、男の人よりもそういうのがあるから大変もんね。
それが毎月あるって思うと、しんどくなるもん

 
 

そうっちな、筋肉の動きが悪くなるだけじゃなくて、子宮も膨張してお腹の内側から体を圧迫するっち。
そうすると、筋肉が壊れていなくても腰痛がその時期だけ出るっち。

だから毎月生理の時だけ腰が痛くなる人もいるっち。

 

生理に疲労や寒さが重なると、さらに腰を痛めやすくなる。

 

そしてご主人様!

ただでさえ生理の時は筋肉に影響を与えやすく、腰痛になりやすいのでございますが、そういった時に寒さや体の疲労が溜まるとぎっくり腰や腰痛になりやすくなってしまいます。

 
 

だって、寒いだけで血液って流れにくくなるもん。
生理の時血液が影響を受けるんだったら、重ねて周りが寒くなったり体に疲れが溜まったりすればもっと筋肉の血液は流れにくくなるもんね。

ドラクエで言えば【スライム】と【ドラキー】を同時に相手にしているみたいなものもん。
食らうダメージは一気に倍になるもん!

 
 

オタク的あるある、分かりにくい事を更に分かりにくいオタク用語で例えるやつっち!

ドラクエ例えはドラクエを知らない人には通じないからやめてほしいっち・・・・

でも言っている事はそういう事っち。人の体に影響を与える原因がいくつも重なると、それぞれの原因から体が影響を受けるっち。
そうなると体はよりいっそう傷つきやすくなるっち。

女性の生理も、人の体にダメージを与えるダメージソースの一つっち。

 
 

そう考えると、生理の時は他に体に影響を与えるかもしれない事を減らしてあげないといけないって事もんね。

体を冷やさない、とか、出来るだけ疲れるような事を避ける、とかそういう事もん?

 
 

左様でございます。

ご主人様!さすが、チッチ様とよく問答をされているだけございます。
体への影響を減らす方法としては以下の事になるかと思います

 
  • お風呂に入って体を温める
  • 疲れをためないように早く寝るようにする
  • 遊びすぎて疲労しないようにする
  • 体に無理のない生活プランを考える
 

後は、食生活も大切っち。患者さんでも食生活を変えただけで手足の冷えがなくなった人もいるっち。

味の濃い物ばかり食べないで、生野菜を取り入れた食事をしてみると体に変化がでるかもしれないっち。

そういう生活を整えたうえで、生理を迎える体に対して出来る事もあるっち。

 

生理を迎える体に使えるツボ、そして漢方

 

生理を迎える体は血の問題を抱えやすくなります。
血が滞ったり、そして滞った血に熱を持ったり致します。

だから血の滞りをなくして巡りを良くしたり、熱を散らしてくれるようなツボや漢方を知っているといいでしょう☆彡

 
 

そうっち!
ツボとしてはいろいろあって悩むっちけど、とりあえず今日は【曲泉】(きょくせん)を伝えるっち☆

 

厥陰肝経のツボ、曲泉(きょくせん)の場所

厥陰肝経のツボ【曲泉】の場所

 

曲泉(きょくせん)、治療でもよく使うツボもん!
曲泉はどういう働きもん?

 
 

曲泉は厥陰肝経(けっちんかんけい)っていう経絡に所属しているツボで、肝の働きを良くしてくれるツボっち。

膝の内側にあるっちから、膝の痛みがある時にも使ったりするっち。

そして、曲泉(きょくせん)には特別な役割もあって五兪穴・五行穴の役割分担では【合穴】(ごうけつ)っていう役割が与えられているツボっち。

 

五兪穴(ごゆけつ)・五行穴

五兪穴・五行穴

五兪穴(ごゆけつ)・五行穴とは、五行の性質が付けられているツボ。

五兪穴(ごゆけつ)・五行穴は12個ある経絡にそれぞれに存在する。
五兪穴(ごゆけつ)・五行穴の場所は、手足の肘関節や膝関節より末端に配置されているツボに割り当てられている。

以下五兪穴(ごゆけつ)・五行穴の役割

  • 井穴(せいけつ)→脈気が出る所  一番末端のツボ、心下満(心窩部の膨満感や緊張感)をつかさどる
  • 滎穴(えいけつ)→脈気が滴るところ 末端から2番目のツボ、身熱をつかさどる
  • 兪穴(ゆけつ)→脈気が注ぐところ 末端から3番目のツボ、体重節痛(たいじゅうせっつう)をつかさどる
  • 経穴(けいけつ)→脈気が行くところ、手関節、足関節付近のツボ、喘咳寒熱(せんがいかんねつ)をつかさどる
  • 合穴(ごうけつ)→脈気が入るところ、肘関節、膝関節付近のツボ、逆気して泄するをつかさどる
 

厥陰肝経所属の曲泉(きょくせん)にはお灸をすればいいもんね☆

 
 

おほほほほほ!

私たちは鍼灸の精霊でございますから、断然お灸おしでございます☆
毎日お灸をしてみるといいでしょう!

以下私共が作ったお灸の使い方動画を参考にしてくださいませ☆彡

 

お灸の使い方を紹介するもん☆

お灸の使い方を紹介するもん!

 

あとは、漢方もんけど、どれがいいもん?

ちなみに、最近僕達もお休みの日に漢方の勉強会に行っているもん。その時に習っている漢方をチッチ君に紹介してもらうもん☆彡

 
 

ちっちっち!
女性の生理前後に毎日飲むといい漢方は、【小柴胡湯】(しょうさいことう)がいいっち。

俺っちたちが勉強している漢方は古方って言われる傷寒論・金匱要略論っていう古い書物に書かれている考え方を参考にしている漢方になるっち。

傷寒論・金匱要略論には女性の疾患には小柴胡湯が使われる記載があるから、これをお勧めするっち。

 

小柴胡湯は柴胡剤と言われておりまして、柴胡という漢方の素材が入っている漢方になります。

熱を和してくれる働きがある柴胡剤は、血が滞って熱をもってしまう生理の時には使えると言う事でございます

生理中、もしくは生理少し前から飲み始めて、生理が過ぎるまで飲むといいでしょう☆彡

生理が過ぎてしまえば小柴胡湯の服用は一度終了でございます

 
 

漢方は飲めばすぐに効果が分かるっち。

飲んでみて体調がいいと思えば使えばいいし、体が浮腫んだり、お腹が痛くなったりするようならすぐにやめるっち。

 
 

漢方を飲んで、ツボにお灸をしてみるといいでしょう☆彡
今までご案内している腰痛治療に使うツボを以下に載せておきましょう。

 

腰痛治療によく使うツボ

腰の下の方が痛い!【腰痛】の時によく使うツボ【胞肓】

腰痛、原因はお尻??腰痛に効く少し恥ずかしいツボの場所【会陽】(えよう)【とりさるモンの治療日記】

腰痛に使えるふくらはぎのツボの紹介!【合陽】(ごうよう)【ふくらはぎ】

梅雨、ぎっくり腰の時に使うツボ 腰眼(ヨウガン)

梅雨の時期 腰痛治療によく使うツボ【関元兪】

腰痛治療、秋の冷えで起こるぎっくり腰の時によく使うツボ【大腸兪】

腰が痛い!朝起きると腰が痛い時に治療で使うツボ☆【侠脊】

 

今日は盛沢山な内容だったもん。

沢山頭を使ったもんから甘いものが食べたいもん・・・・

 
 

焼き芋がよろしいのではないでしょうか?そろそろ季節でございますね☆

 
 

わあ、焼き芋いいもん☆はちみつかけて食べたいもん!
早速芋を焼くもん☆

 

おわり
なまえ鍼灸整骨治療の精霊とりさるモン

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