太陰肺経 列缺(れっけつ)【ツボの場所】【経穴】
今日は引き続き太陰肺経の経絡のツボの紹介をするもん!
今日伝えるツボは列缺(れっけつ)っていうツボっち!
このツボの場所は分かりやすいようで、分かりにくいツボっち
それはどうしてね?
列缺(れっけつ)、僕は使ったことがないツボもん。
どのあたりにあるもん?
場所は手首にあるっち。
その場所が手首のやや横側になる場所になるから説明がしにくいっち。
それなら、早く写真見るといいね☆
やっぱりその方が分かりやすいもん!
太陰肺経のツボ 列缺(れっけつ)の場所
それじゃ、列缺(れっけつ)の場所を見てもらうっち。
教科書的な場所のとり方としては
手首のしわの上1寸5分上の場所で、長母指外転筋と短母指伸筋の間になるっち。
ちなみに一寸は親指の第一関節の横幅一個分っち!
そもそもその腱が触りにくいもん!
母指を外転させると腱が浮くっちけど、割れ目が分かりにくいっちな。
このツボは何に使うね?
肺経っていう事から 咳やのどの痛み、鼻水への対処に使われるっち。
そして、そのほかに頭痛や、歯の痛みにも使われるって言われてるっち。
おお、いろいろと使えるもん。
でもうちではチッチ君はこのツボ使えって言わないもん。
そういえば、顔面神経麻痺とか頭痛とか来るっちけど、列缺(れっけつ)を使って治したことはないっちな。
鍼灸師によってそれぞれ治し方が違うっちから、列缺(れっけつ)を使っている人もいる、くらいに思えばいいと思うっち。
列缺を使わないと治らない事はないっち。
そして、この列缺(れっけつ)にも特殊な働きがあるっち。
出たね、最近多い特殊な働きを持つツボ。
本当もん!
このツボはどんな役割があるもん?
列缺には
肺の絡穴(らくけつ)としての役割
四総穴(しそうけつ)としての役割
八脈交会穴(はちみゃくこうえけつ)としての役割があるっち
一つづつ、説明してほしいもん
絡穴(らくけつ)
絡穴(らくけつ)とは、本経脈が他の経脈と連絡するために分かれている場所である。
そのため絡穴(らくけつ)は虚実が現れやすい場所で、メインの経脈と連絡している経脈と両方に影響を与える為に
慢性症状の治療点、反応点、診断点として使われる。
列缺(れっけつ)は肺の経絡の絡穴(らくけつ)なのでまずは肺の経絡の治療点として使うことも出来るし、後は大腸経(だいちょうけい)の経絡と連絡しているっちから、大腸経の疾患にも影響を与えるツボっていう事っち。
この辺りは、もはやプロの人にしか分からないっち。
だから一般の人は特に知っていなくてもいい話っち。
四総穴(しそうけつ)
四総穴とは 体を四部分に分けて各部分を治す事が出来るツボ。
◆肚腹(とふく)(お腹の事)の病は足三里
◆腰背(ようはい)(腰と背中)の病は委中
◆面口 面目(めんこう、めんぼく)の病(顔の事)は合谷
◆頭項(ずこう)(頭と首)の病は列缺
今回紹介している列缺は 頭と首の症状に関して治す事が出来るツボ、って事で昔から使われているツボって事っち。
八脈交会穴(はちみゃくこうえけつ)
八脈交会穴とは奇経八脈の主治穴であり、正経十二経脈と奇経八脈とが密接に関係するところ
もう、この辺りになると、鍼灸師でも使いこなせている人は少ないっち。
列缺は照海と組み合わせて使うっち。
列缺(れっけつ)はそれだけ沢山の使われ方する、いうことね。
そうっち。
だからプロ向きなツボっち。
俺っち達もこれから少し取り入れて使ってみてもいいかもしれないっちな。
とりさるモン分かったっち?
とりさるモン先生、寝てるよ
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