『突然起こる手の痺れ』仰向きになると痛みが酷くなる病気って何もん?
前に患者さんの中で手に痺れが出ている人が居るって話をしたもん。最近もそういう患者さんが何人か来たもん。
みんな大体が似たようなこと言ってるもん。
それはどういう症状を訴えてるっち?
- 斜め上を向くと、肩から腕が痛くて痺れる時もある。
- 寝る時の姿勢で痺れが出たり痛みが出る。
- 姿勢や作業によって強く痺れが出たりする。
って言ってることが多いもん。
っていうか、ちっちくん一緒に居たから知ってるはずもん!
ちっちっち!良く覚えてたっち!とりさるモンが覚えているか試したっち。
もう、ひどいもん!僕はちゃんと覚えてるもん。
あ、そういえば、来ている患者さんの何人かが、整形外科で頚椎症って言われたって言ってたもん。
そこ、一番大切なところっち。
しっかり忘れてたっち。
そうっち、何人か来ている患者さんは整形外科的には頚椎症って言われる症状がでているっち
頚椎症とは
首は七つの頸椎で作られていて、その間にはクッションになる椎間板があります。椎間板は経年劣化によって、圧迫されつぶされたり、亀裂が入ったりします。
そして、首は捻じったり反らしたり、曲げたりする動作が多い部分になる為、頸椎のふちにトゲ上の変形を起こして大きく成長したりすることもあります。
そうした椎間板や骨の変形により、首の骨の間から出ている神経が圧迫されることにより、首肩のコリ、手の痺れ、脱力感を自覚症状として感じることがあり、そういった状態を頚椎症と呼びます。
へーー、骨や椎間板っていうクッションの変形が起こることで神経が圧迫されて、痺れたり筋肉のコリが出たりするって事もんね☆
頚椎症を病院ではどうやって治療するもん?
病院では、軽いと症状だとビタミン材を出したり、後は消炎鎮痛剤、痛み止めを出して様子見するところが殆どっち。
レントゲンやMRI、CTで調べて神経圧迫が酷い場合は手術って事もあるみたいっち。
そういえば、整形外科に行ってた患者さんが言ってたもん!
痺れが出たから整形外科に相談に行ったら、そんなに症状がひどくないからしばらくは様子見しましょうって。
あとは、首のけん引をして、赤外線を当てて治療してもらったって言ってたもん☆
しっかり患者さんから聞いてるっち!それを早く思い出すっち。
病院では大体がそういう治療になる事が多いと思うっち。
でもちっちくん、なんで僕達の所に患者さんが来るもん?
鍼刺して骨の尖った変形とか、椎間板が出ているのが治るもん?
ちっちっち!
鍼刺しても変形した骨は治らないし、ヘルニアが壊れている状態も治す事にはならないっち。
でも、実際問題、骨が変形して神経に触っていてもヘルニアがあっても、痺れ症状や痛みが出ない人もいるっち。
だから、患者さんに今出ている頚椎症様の症状が、神経に触っている事で起きているわけではない事が結構あるっち。
そうなってくると、意外と首や肩の周りの筋肉の緊張や硬さが原因で、痺れや肩の痛みが出ている可能性も出てくるっち。
もしそれが原因なら、鍼をしたりお灸をして血行を良くしてあげることで痺れや首の痛みをとる事が出来るっち。
ヘルニアや骨の変形があっても痺れてない人もいるのは不思議もん。
僕たちの治療院に頚椎症の症状で来てくれる患者さんでも治ってくれるのはそういう事もんね。
そうっち、整形外科で赤外線や首のけん引をするのも、すべてが神経圧迫で起きているわけでないからそういう治療の方法をとっているっち。
そもそも頚椎症の症状全てが変形で起きているなら、そういう保存療法は全て無意味になるっちから、即手術にするはずっち。
俺っち達、鍼やお灸の治療もその保存療法の一つってことっち。
僕達鍼灸院も腕の痺れや肩の痛みをとる為の一つの選択肢って事もんね。
そういう事っち。鍼灸も医療っちから、確実に治るとは断言できないっちけど、首や肩、腕の痺れの症状を解決できる一つの手段っち。
もしそういう症状が出て、病院以外の治療を試してみたいなら一度やってみるといいっち。
僕たちの治療院でも結構治っている人も多いもん。試してみる価値はあるもん☆
次はどういうポイントが痛んだり痺れたりするかって事を紹介していこうと思うっち。
その時はチッチくん、よろしくもん☆
お前っちもしっかり説明するっち!
おわり
なまえ鍼灸整骨治療の精霊とりさるモン