ぎっくり腰 冷やすってどうなの?【とりさるモンの治療日記】
僕達治療をしている所に良く来る患者さんの症状の一つはぎっくり腰もん。とっても辛そうもんね。
ぎっくり腰はなったことがない人にとって衝撃的な痛みっち。初めてぎっくり腰を体験した人は死にそうな顔をしてくるっち
ぎっくり腰の人、ひどい人は足引きづってくるね。本当いたそうね
そうもん。痛いもんからみんな必死になってるか、無気力になってるかもん(笑)そういう時に聞かれるのが、冷やした方がいいのか?って事もん
冷やすっていう治療は一番ポピュラーな方法っち。冷やすとよさそうだって思うのは自然な事っち。
冷やす理由を考える
冷やすべきか、を考えるためには、冷やすのは何のために冷やすのか?を考えた方がいいっち
そのあたり、なんとなく感でやってる人も多いと思うもん。
とりさるモン先生は全部感でやってそうね(笑)
僕が感で動いても、チッチ君とパルたんが止めるから大丈夫もん!
全然大丈夫じゃないっち!お前っちがそれを考えないといけないっちよ。
まったく、良く今日の話を覚えてるっち。
まあまあ、チッチ君のありがたいお話をしっかり聞いておくもん☆で、その冷やす理由って何もん?
そもそも、冷やすと体の中で何が起こるか?というと
- 血管が収縮する。
- そして血液の流れを一時的に少なくする。
こういう事が考えられるっち。
血液ながれなくなる、するとどうなる?
そうもんね、血液の流れが悪くなると、体に悪そうもん
そうっちな、血液が減ると悪くなるかどうかというか、機能は下がるっち。
でも、血液が集まりすぎて腫れている時は冷やすことで集まりすぎた血液を減らすことが出来るっち。
冷やす理由というのは怪我や火傷で幹部が大きく腫れたり炎症を起こしたりした時にはとっても大切な手段って事っち。
腫れたり炎症を起こすと血液が集まりすぎてその場所の圧力が高くなりすぎるっち。そういう状態が長く続くと患部が酷く痛んだり、最悪腐ったりすることもあるっちから、冷やすっていうのはそういう時にはとっても大切っち。
でも、実際問題ぎっくり腰ってそこまで腫れたり炎症を起こしたりしているのか?ってことっち
ぎっくり腰ってそこまで炎症を起こして腫れるのか?
へーーー、なるほどもん。考えてみるとぎっくり腰ってそこまで腫れたり炎症を起こしたりしている印象ってないもん。
あ、でもひどい患者さんだとたまに痛んでいる場所に熱を持っている人いるもん。
そういう時は冷やしていいじゃないか?
ちっちっち、そういう事っち。熱を持っていたり見た目に大きく腫れていたりしていれば軽く冷やしてあげるのは有効っち。
でも、ぎっくり腰の場合、さっきとりさるモンが言っていたようにそこまで大きな炎症や腫れがあるかというとそうじゃないケースが多いっち。
じゃあ、冷やさない方がいいもん?
そうっち、大きく腫れたり炎症を起こしていない限り基本的には冷やさない方がいいっち。さっきも言ったように冷やすと血液が一時的に減ってしまうっち。
そうなると冷やした部分の体の機能が下がってしまうっち
一見痛みがあると冷やした方がいいように思うっちけど、冷やすと何がおこるのか?
そう考えた場合あまりいい選択ではないって事っち。
ぎっくり腰を早く治すためにはむしろ温めろ、ただし条件としては・・・・
冷やすと機能が下がってしまうって事は分かったもん。だからよほど腫れてない限りは冷やさないって事もんね。じゃあ、温めればいいって事もん?
そういう事になるっち。って言っても少し気を付けないといけないのは、ぎっくり腰になって数時間から一日くらいは下手に温めない方がいいっち。
というのも、目に見えての炎症は少ないかもしれないっちけど、炎症が起きている可能性もあるっち。
もし仮に炎症が少しでもあった場合は温めると痛みが増える事もあるっち。
だから一日くらいは様子見してそこから温めたほうがいいって事もん!
じゃあ、その間は何してるね?
ゴロゴロしてるもん!
ちっちっち!まあこれはとりさるモンが正解っち。安静にしているのがいいっち。
正直、痛みが出ている時点で素人がちょっと何かをしたくらいで楽にならないっち。
だからいろいろと小細工はせずに、じっとして安静にしているのが安全っち。
やっぱりゴロゴロも大切もん☆じゃあ、ひどい炎症が過ぎたってあたりから温めてあげるといいって事もんね。
そうっち、温めるタイミングが大切で、炎症や腫れがでる急性期を過ぎるあたりから温めれば悪化することはないっち。
結論!ぎっくり腰は温めるといいけど、痛みが出た一日くらい後から温めろ!
なんで冷やすのか、なんで温めるのか?っていう事を考えてタイミングを考えてやらないといけないって事もんね。なんだか面倒くさいもん!
面倒くさいものっち!だからみんな苦労するっち。
要はマニュアル的に痛いから冷やす、痛いから温める、じゃなくて、体がこうなっているから冷やす、こうなっているから温めるっていう風に状況に応じて使い分けないといけないっち。
それを考えるのがとりさるモン先生ね☆
そういう事っち。だから人の体がどうなっているのか?っていう事を勉強しないとそういう判断も出来ないっち。
がんばるっち!
これからもチッチ君とパルたんに期待してるもん!!じゃあ、僕はこの辺で、バイバイもん!
怒!!!!
おわり
なまえ鍼灸整骨治療の精霊とりさるモン