2018/05/07 灯台の岬に行ってきたもん!【とりさるモンの思い出日記】
医世界の天気は晴れ、すっかり暑い日が続くようになったもん☆
これから夏が来るもん!
僕たちの治療院は山も海も近い場所にあるもん☆
そして町を走る汽車に乗ると海沿いまで行くことも出来るもん☆。
海岸の駅はいくつかあるもんけど、汽車で海のそばを走って一時間位のところにある岬に駅があるもん。
灯台のある岬の駅で、僕たちの住んでいる町のみんなはよく知っている場所もん。
今日は皆で汽車に乗って、灯台のある岬に行ったもん☆
この灯台は100年くらい前に作られて、海風にさらされながらもずっと岬から見える海を照らし続けていたもん。
電気治療器の精霊パルたん
『えーっと、私ここには初めてくるのでいろいろと調べてみましたが、この灯台、もう動いてはいないのですねぇ』
中国鍼の精霊シンさん
『動いてないか、船危ないよ』
お灸の精霊もぐっさん
『立派な灯台なのにもったいないね』
そうもん、実は10年くらい前にこの灯台は停止されちゃったもん。
とっても残念もんけど、時代には逆らえないって事もん。
チッチ君
『GPSが使われるようになって、船の航行に灯台の光があまり必要にならなくなったって話っち。
こういった話はこの灯台だけじゃなくて、世界中の灯台が次々閉鎖されているっち。
もはや灯台は、滅びゆく存在っちな』
日本の精霊ハリソン君
『それは悲しい話でござる。
いつの時代も、新しい物が出てくれば古いものは淘汰されていくでござるな』
ハリソン君は腰の刀に手をあてながら、光らなくなった灯台を見ていたもん。
鍼灸整骨治療の精霊とりさるモン
『でも、こうして僕たちが来てるもん!僕たちだけじゃなくて、灯台のそばにあるカフェには汽車に乗っていっぱい人が来てるもん☆
早くケーキを食べに行くもん!』
今、岬の灯台は光を止めちゃったもんけど、100年以上医世界の海を照らし続けた光は沢山の人を救ったもん。
漁師さん達や、海運会社さん、街の人たち、いろんな人がこの灯台に感謝しているもん。
だから灯台が停止になるって話が出た時も、これからも補修をしていくための募金がすぐに始まったもん。
そして近くに駅があるもんから、海運会社さんがお金を出してカフェを作って観光地に作り替えることで岬の灯台を管理するって事が決まったもん。
日本の鍼の精霊ハリソン君
『この灯台は、今もまだ輝いているでござる』
真っ青な海と、空、そして白く輝く灯台が今もまだ、その岬には立っているもん☆
おわり
なまえ 鍼灸整骨治療の精霊とりさるモン