朝 腰が痛い!その原因は・・・【とりさるモンの治療日記】【寝起き】【腰痛】
腰痛の患者さんのお話を聞いていると、朝腰が痛い、っていっている人が殆どもん。
おっしゃる通りでございますね。ぎっくり腰でも朝起きた直後に動けなくて、しばらく布団の中で体を動かしてから動けるようになるという方が多いようです。
ちっちっち、腰痛の人が朝に腰が痛むっていうのは不思議でもないっち。
それはどうしてもん?
それは、朝起きた直後は副交感神経が優位になってるから筋肉が活動していないっち。だから痛みがでるっち
朝、体は副交感神経が優位
朝起きた時って体がだるくて動きにくいもん。それは副交感神経が強いからってこともん?
おほほほほほ!私はロボットなので関係ございませんが。
副交感神経は体がリラックスしている時に働いている神経でございます。
そうっち、副交感神経はリラックスしている時に優位になっているっち。
ちなみに副交感神経は自律神経の一つっち。そして体の一日のリズムの中で自律神経は大きく切り替わっているっち。
朝起きた直後は、体をリラックスさせる副交感神経が強くて、日中人間が活動している時は体を活動させる交感神経が優位になっているっち。
そして夕方から夜になると再び、体をリラックスさせる副交感神経が優位になって、睡眠に入るっち。
朝副交感神経が働いているっていうのは分かったもん。でもそれが痛みとどう関係しているもん?
それは、副交感神経が優位だと、筋肉の動きが悪いっち。筋肉は交感神経が優位でないと伸びにくいっち。
そうなると、もし仮に腰痛で腰を痛めていた場合、痛めている所の動きが朝だと更に悪くなって、朝に動くと痛みが出やすくなるってことっち
なるほどもん。朝は副交感神経が強い為に筋肉の動きが悪いから、腰痛で腰を痛めていると昼間よりも痛みが出やすくなるってこともんか。治療中の患者さん、朝は痛くても昼過ぎになると痛みはだいぶ楽になるって言ってたもん。
それは昼になると、交感神経が優位になって筋肉が伸びやすくなるため、ということなのでしょうね。
そういうことっち!腰痛で腰が痛いっていっても、一日の中で波があるっていうことっち。
朝腰が痛いっていうのはなにか解決するほうほうはあるもん?
朝、腰が痛い時はゆっくりと無理せずに動く
ちっちっち、それは当然、無理せずゆっくりと動き出すっち!朝痛みがあると、勢いよく動いてなんとかしようっていう人も中にはいるっちけどこれは間違いっち。
むしろ、血液を腰に集めるために少し温めてあげたり、ゆっくりと動いて筋肉を動ける状態にしてから動き始めるほうがいいっち。
いままで腰痛になったことがない人だと、勢いでなんとかなると思っている人もいますから、そういうのはとても危険ですね
そういえばぎっくり腰になったって患者さんも、動けない状態なのに勢いで無理に立って歩いたって人が居たもんけど、結果しばらく動けなくなっちゃったもん。
朝も無理したらダメって事もんか。
そうっち。治療をしっかり進めていけば、そのうち朝の痛みもなくなるっち。その時までは焦らず、ゆっくりと動いた方がいいっち。
そうでございますね。何も治療をしていなければ当然良くはならないですが、治療を継続している方であれば、朝の痛みもいずれ消えていきますからその時までの辛抱でございます!
朝、腰が痛いのは結構治療の最後の方でとれてくるもんね。いつまでも痛いんじゃないかって心配になるもんけど、僕たちが見ている限りでは、最後はみんな朝も痛みがなくなっているもん。
だから心配せずに治るまでは朝はゆっくり慎重に動かないといけないって事もん!
ちっちっち、その通りっち。
朝腰が痛いって心配になっている患者さんには、治療を継続していれば朝の痛みは自然ととれることを伝えて安心してあげるといいっち!
分かったもん☆そして僕も朝はもっとゆっくり、慎重に起きたいもん。
いまでも十分ゆっくり起きてるっち!
ぜんぜんもん!3時間くらい布団に籠っていたいもん。
朝すぐに起きられるように、氷を背中につけてやるっち!
うわ、それは勘弁もん!
おわり
なまえ 鍼灸整骨治療の精霊とりさるモン